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『自由度』

ここ最近、ゲームを語る際に『自由度』って言葉が頻繁に出てきます。
スレとかでよく語られている自由度っていうものは、一言で言えば
『ある事象(イベント・戦闘等々)に対して、プレイヤーが選択できる選択肢の数』のことだと思うんですが、
ただ、むやみやたらに選択肢が多いというだけでは、プレイヤーは自由度が高いとは思ってくれません。
個人的な意見ですが、プレイヤーに「そんなやり方でもOKなのか!」と驚かせた時に初めて『自由度が高い』という評価を下されるのではないかと思っています。

例えばRPGで「俺に5000ゴールドをくれ!」という資金調達イベントが存在したとして、オーソドックスな選択としては
A.戦闘で地道に稼ぐ
B.近くのダンジョンに眠るお宝をゲットして、売って金にする
C.所持品や装備を売って金を作る
D.別クエストを消化して稼ぐ

最低限この辺りは用意されていると思います。
上記では4つという、少なくはない数の選択肢がありますが、恐らく大半のプレイヤーは
「選択肢が4つもある!なんて自由度が高いんだ!」とは思いません。
それは数だけでなく、その選べる選択肢に"意外性がない"のが大きな理由です。
「5000ゴールド用意する」という課題が出されたとき、A~Dは誰もがイメージするもの。
Bの情報を得たとき、ダンジョンのお宝が5000ゴールドで売れるご都合展開だろ、とか思っちゃうでしょ?
でも、例えばですが明言を避けて
E.町人から5000ゴールド詐欺で騙し取る
F.以前別のイベントで助けた金持ちを頼って5000ゴールドせしめる
G.同じ街にある銀行に夜忍び込んで5000ゴールド盗み出す
H.街のどこかに埋まっているとされる埋蔵金を掘り当てる

という選択のヒントをさりげなーく散りばめておいて誘導してあげたら。
それを見つけた人は「こんな方法でも稼げたのか!ファッキン!」てな感じで脳汁が出ちゃったりして。
なんて自由度の高いゲームだ!と勘違いしてくれそうじゃありません?

極論ですが、自由度ってプレイヤー側の「自由に何でもできる」という勘違いだと思うんですよ。
だってシステム側が許さない挙動は絶対に起こりえないんだから。
製作側の用意した選択肢しかないんだから、実際はまったく自由じゃない。ガチガチに縛られてる。
そんな状況のプレイヤーに、まるで自由に振舞えるかのように錯覚させる選択の広げ方が
『自由度』という言葉の正体なんじゃないかなーなんて思ったりして。

何が言いたいのかわからんと思うが、書いてる俺もわからなくなってきた。
スピードグミはクールに寝るぜ。
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by henga | 2015-10-29 00:35 | ゲーム | Comments(0)