フリーゲーム:魔女の家

よくやる思いつきでレビューしちゃう糞シリーズはっじまっるよー。
先日やったばっかりの魔女の家。全ED見たからとりあえず。
:の五段階で。





●ストーリー:★★★★☆
冒頭はまるで脱出ゲームのごとく何も語られず、導かれるがままに魔女の家に誘われていくのが小憎い。
点在する魔女の日記を読み進めるごとに、徐々に輪郭が浮かび上がってくるストーリー。
「プレイヤーが自力で解明していく」という感覚で物語の断片を繋ぎ合わせていく形。
そして迎えるノーマルエンド。脱出成功の安堵感と、わずかな違和感。確かめるために慎重に再プレイ。
トゥルーエンド。胸糞悪いよこれぇ!こういうのって一般的には、すべてのフラグを回収したら救いが待ってるものじゃないか。
ニコニコのタグでいえば「どうあがいても絶望」ですかね。
シンプルで、コンパクトで、短時間で強烈な印象を叩き込まれるという、非常にまとまった内容。
語られない部分を妄想するのも楽しい。


●キャラクター:★★★★☆
ヴィオラの素朴な可愛さだけがこのゲームの癒しポイント。
カエルくんもとっても懐っこくて好きだったんだけどね。進むためには仕方ないよね。


●ホラー感:★★★☆☆
初回プレイでは、序盤~中盤が俺の中で一番盛り上がった(怖かった)。
ビビりながら進んだせいか、終盤になると「ここで来るんじゃね?」的な予想が当たる箇所が出てきて怖さ半減。
予想外のタイミングでのSEや追いかけっこ、初見殺しで驚かせるタイプなので、プレイするうちに少し耐性付いたのかも。
あ、でも女の子の幻影だけは勘弁してください。特に暗闇で追い越される奴。わかってても怖いんですけど。
暖炉調べたりして画面が暗転した際、安直に全画面のホラー画像を表示してこなかったのはありがたかった。


●想像の余地:★★★★☆
トゥルーエンドやノーコンティニューエンドの内容をすべて加味しても、いろいろと想像できる余地がある。
信憑性は薄いが「ヴィオラと父親は近親相姦してる」とかいう考察もあったしな。
その根拠として挙げられていたのが
トゥルーでのヴィオラのセリフ「愛してあげる」「愛されてあげる」部分が、これみよがしにウェイト付けで表示される
父親と二人暮らしで、母親のいない理由が明かされていない
作者いわく作品のテーマは「尊属への報恩の感情、近親相姦等、人倫の大本へのアンチテーゼ」らしい
とのこと。真偽は不明だけど「100%ありえない」と断ずることは作者以外にはできないのがまた。
他にもいろいろとあるみたいで、掲示板とか考察見るのが楽しい。


●ギミック:★★★★★
仕掛けというよりも、特定の条件化で起こる変化がかなり多彩で見ごたえがある。
ノーコンティニュークリアもさることながら、特定の箇所で死んだ後にセーブデータをロードしてやりなおすと「自分の死んだ痕跡」が残ってたりとかね。
これも多分ストーリーに絡む要素の一つ(信憑性高)だと思うけど、厳密には語られてないので断定は出来ないか。
次回以降のプレイでは、可能な限り屋敷内の変化を見ていきたい。


●総合:★★★★☆
面白かった。もう3~4箇所セーブポイント増やしてほしかったけど、それくらいは誤差の範囲か。
トゥルーのオチが好きか否かで結構大きく評価が変わると思うけど、あれがベストというか、あの結末以外にはなりえないんだろうな。
「真摯な同意」が条件になってる以上どうしようもないよね。ありえないもん。
プレイヤーとしても「操作キャラを五体満足で脱出させる」」という目的は達成できたわけだしね。
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by henga | 2013-01-06 23:08 | ゲーム | Comments(0)
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